top of page

Who is Risako?

こんにちは!明治大学3年の上金理紗子(かみがねりさこ)です。

私は大学2年のときに世界一周をし、いろんな国を訪れ、自分がどれだけ恵まれた環境にいるか気付き、

途上国のためになにかしたいと強く思うようになりました。

そこで大学2年の春休みを利用してボランティアで訪れたのがこの学校でした。

両親から愛されて育った自分がとても幸せだということを改めて実感し、

「愛される幸せを感じてほしい、私も誰かに愛を与えたい」と思い、孤児が通う学校を選びました。

ここマロンバ村に外国人が来ることはなく、村の人やホストファミリーはとても喜んでくれ、家族のように接してくれました。

私はここで新たな家族ができたと思っています。もともとここの学校の名前はHope Orphanage Primary Schoolだったのですが、

校長(ホストマザー)がわざわざ私の名前を入れてくれたのです。

 

私はそのことが本当に嬉しく誇りに思うと同時に、帰国後もこの学校をサポートしようと決めました。

現在、クラウドファンディング、募金箱の設置、黒板・机・教科書・勉強道具などの支援物資の調達を試みています。

ここブシア、マロンバ村はのどかで人は温かく、とてもいいところです。

そしてHopeRisakoの生徒たちは毎日元気に勉強をして元気に遊んでいます。

 

私は、全国のりさこさんにこの学校を知ってもらいたい!そしてもっとアフリカを身近に感じてもらいたい!と思っています。

 

もし「この学校についてもっと知りたい」「支援したい」「現地に行ってみたい」などございましたら、いつでも上金(hoperisako@gmail.com)までご連絡ください!

Problems

この学校にはいくつかの問題点があります。

 

 

 

1.教科書がありません

 教科書を買うお金がないので、生徒は誰1人として教科書を持っていません。先生が1冊持っているのを町に出てコピーをしたりして使っています。

2.教室がありません

 資金の不足により土地が買えないので、小屋のような建物を学校として使っています。全生徒40人ほどいますが、学年ごとに分けて授業ができる教室がないため、みんな同じ場所で勉強をしています。そのため、効率が悪く生徒の集中力の低下を引き起こしています。​

3.先生が足りません

 2014年当時は先生と給食を作る人が4~5名いたのですが、賃金を払えなくなり辞めていってしまったため、現在は校長1人で奮闘しています。先生1人に対して小学生40人を一気に面倒見てひとりひとりをケアすることは難しく、集中力の低下や授業の進度にも影響しています。

4.勉強道具が不足しています

 生徒たちの家庭では、勉強道具にお金を使う余裕がないので、ボロボロのノートと、書くのが難しいほどの短いえんぴつを使って勉強をしています。机もありません。

5.HIVやJigger(スナノミ)など健康面での悪影響があります

 

 

 

 

 

 

 

 

この地域での死因の多くはエイズによるものです。エイズで親を亡くした子どもたちがこの学校に通っています。HIVの拡散防止のための教育や薬が必要です。

この地域ではJigger(スナノミ)に感染する事例が頻繁に見られ、これにかかった場合薬を投与したり、靴を履かなければなりません。しかし、靴を全員が持っているわけではなく、裸足でいるとうつってしまう可能性があるため問題視しています。

*Jigger(スナノミ 別名ツツガムシ)とは、ノミ目スナノミ科に属するノミ。成虫は体長1mmとノミの中では最小であり、アフリカ、南アメリカ、西インド諸島を含む熱帯から亜熱帯にかけて広く分布し乾燥した砂地などに生息する。本虫にはノミの名前があるが,虫体は跳躍力が弱いため主に足(踵,爪下部),まれに手,臀部,会陰部に侵入する。雌虫が人体内に侵入すると二次感染により爪囲炎,蜂巣織炎様になり,さらにガス壊疽のため足・指等を切断するまで至る。時には破傷風を併発し,死亡する場合もある。

http://idsc.nih.go.jp/iasr/CD-ROM/records/16/17907.htm 国立感染症研究所感染症情報センター

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jocd/32/2/32_193/_pdf タンザニア連合共和国滞在中に感染したスナノミ症の1例

 

 

 

 

 

さまざまな問題はありますが、毎日生徒たちは楽しく学校に通っています。

​彼らにとってよりよい環境が作れたらと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

HopeRisakoOrphanage

PrimarySchool

 

 

 

 

 

 

この学校は、ケニア西部、ウガンダとの国境付近にあるブシアという地域のマロンバ村にあります。この付近ではサトウキビがたくさん採れます。緑が多く広大な自然に囲まれたこのマロンバ村にHope Risako Orphanage Primary Schoolがあります。

ここには、 3歳から12歳の生徒が約40名在籍しています。(2017年5月現在)

2014年の設立当初からbaby class、nursery、top class、classⅠ、classⅡ、classⅢの6クラスがありますが、それぞれ教室がないので全生徒が同じ場所で勉強をしています。

 

授業は月曜日から金曜日の毎朝8時半からお昼頃までで、そのあとはみんなでお粥を食べてから解散します。たまに校外学習にも行きます。

​HopeRisakoSchoolの生徒。2017年3月 上金撮影

​HopeRisakoSchoolの生徒。2017年3月 上金撮影

Hope Risako Orphanage Primary School

bottom of page